令和7年度 総会 (4月19日)会長あいさつ   松野 剛

令和7年度のスタートにあたりご挨拶申し上げます。いつも福祉会活動に多大なご協力と協力金募集へのご支援をいただき厚くお礼申し上げます。

おかげさまで全活動が順調な成果を上げることができました。特にこども食堂を含むサロン活動は多くのボランティアさんの協力、寄付や食材などの提供を受けて、こどもたちの行きたい場所として存在価値を高めることが出来ました。 一方認知症と防災については、多くの課題を突きつけられております。3月20日に’25年版世界幸福度ランキングが発表され、日本は147か国中55位と先進国で最下位です。日本はGDPや教育水準、治安の良さなど基本的インフラは高水準ですが、アジアトップの台湾の27位に遠く及びません。何が?それは他者への寛容さ思いやり、寄付、ボランティア活動の度合の低さなど社会的つながりの弱さです。台湾では家族以外の人との食事の機会が世界的に見ても高く、それが人と人とのつながりを強固なものにして、平均寿命・健康寿命共に伸びているとのことです。

以上のことを受けて、西小地区を振り返えり、次の3項目を重点的に推進したいと思いますのでご協力とご参加をよろしくお願いいたします。

  • こどもが「行きたい」「居たい」「やってみたい」居場所の一層の拡充。
  • 認知症サポータ研修を住民の皆さんに広めて、認知症の方が自分らしく一緒の時間を楽しめる居場所づくりを推進します。
  • 「南海トラフ巨大地震」が発災しても、全ての事前準備と避難所開設訓練などを、身近な防災ステーションも使い関連団体協働でみなさんと一緒に「自分の命は自分でまもる」「自分たちのまちは自分たちで守る」を実践したいと思います。

なお、みなさんと福祉情報を共有したく、「福祉だより」の全世帯配布、ホームページの立ち上げ、掲示板の設置などを実施しました。