福祉活動の基本理念
~ 誰もが互いに支えあい、安心して暮らせるつながりのあるまちづくり ~
◎福祉会とは
社会福祉法第109条に基づき、地域福祉を進めることを目的として全国すべての市町村に設置されている社会福祉協議会(社協)の下に、各小学校区に組織されている団体です。
◎西小地区福祉会について
昭和44年(1969年)4月設立(今年55周年)。箕面市社協の基本的構成組織として、地域で誰もが安心して生活できるよう、地域の住民同士ができることを見つけて取り組み、関係機関とともに自分たちのまちを安心して暮らせるまちにしていく活動を行っています。
◎令和7年度(2025年度)事業計画
福祉に関わる環境の変化
1.R5年4月「子ども基本法」施行―こどもが、行きたい・居たい。やりたい居場所。
2.R5年5月コロナ感染症が5類になり、住民との対面活動が可能になった。
3.R6年1月認知症基本法施行で、認知症および患者さんの正しい理解活動を要請される。
4.R6年1月能登半島地震で、住宅の耐震化など事前準備と避難所の質的向上および訓練。
R8年中に防災庁創設が閣議決定されている。
◎令和7年度の目標
【全体】
(1)福祉環境の変化を、住民への福祉サービスのチャンスととらえ、社協事業計画を反映して、「こども」「認知症」「地域防災」を重点課題として福祉活動に取り組む。
(2)組織の高齢化は次代の担い手不在につながるので、多種多様なイベントを企画して住民を含め若い世代の参加を促し福祉活動に興味を持って貰う。幹事さんから役員まで任期制などを取り入れて組織の若返りを計画的に進める。
(3)活動の拡大には財源が必要、幹事さんの協力も得て、広く福祉活動の「見える化」をはかり、協力金を「集める」から「集まる」土壌作りに注力する。
【こども】
(1)コミセン会議室を活用して、食事人数の増員をはかる(50→70人)。
(2)次のステップを目指して調理および事務スタッフの募集・育成を計画。
(3)あまった食材などを必要な家庭へ送る計画を推進する。
(4)西小サタデイスクール(NSS)は20年以上の歴史ある見える福祉サービスなので、講師の確保および講座の復活などに一層の協力および支援をする。
【高齢者・認知症・ひきこもり】
(1)サポーター研修をブロックで住民へ拡大する。内部では次ステップも研修する。
(2)敬老事業でも認知症をテーマに福祉サービスを展開する。認知症にならない、なっても進行しない、そして自分らしく生活できる場所がある西小校区にしたい。サロンなどは、高齢者は移動が大変なので、・校区内でバランスよく開催したい。
(3)「認知症カフェ」「農園作業」の導入を検討・推進します。
(4)好評の「わくわくコンサート」も複数回を地域バランスよく開催したい。
【防災】
(1)住民の近いところにある、5ヵ所の「防災ステーション」で、地区防を中心に福社会・自治会などと協働で防災訓練を実施する。開催は休日にこどもから大人までみんなが楽しく自助と共助が学べるイベントにしたい。ささえあい推進会議で防災をテーマに活動している桜自治会で先行実施を計画・推進する。
(2)1日耐震住宅への対応(シェルターの導入など)を協議(地区防、市関係部署)する。
(3)避難所の運営や関連死に高齢女性が多いなど女性の視点での防災も必要なので、女性のメンバーを加えて活動をする。