福祉活動の基本理念
~ 誰もが互いに支えあい、安心して暮らせるつながりのあるまちづくり ~
◎福祉会とは
社会福祉法第109条に基づき、地域福祉を進めることを目的として全国すべての市町村に設置されている社会福祉協議会(社協)の下に、各小学校区に組織されている団体です。
◎西小地区福祉会について
昭和44年(1969年)4月設立(今年55周年)。箕面市社協の基本的構成組織として、地域で誰もが安心して生活できるよう、地域の住民同士ができることを見つけて取り組み、関係機関とともに自分たちのまちを安心して暮らせるまちにしていく活動を行っています。
◎令和6年度(2024 年度)事業計画
高齢化および幹事および役員のなり手不足などにより、基本理念の達成や会員の増加が難しい環境になり、幹事さんの負担が大きくなっております。コロナ禍で滞っていた、住民の皆さんとの交流の機会を増やして、全世代から支持される活動を進めることにより、この課題の解決をめざします。
◎本年度の目標
〇 高齢者が参加する「シニア講座」、子供から高齢者までだれでも参加できる「ほっこりカフェ」を定期開催し、高齢者に外出の機会を増やして、引きこもりや認知能力の低下防止に寄与します。だれでもなる可能性がある認知症について正しく理解し、偏見を持たず温かく見守る応援者を育てる仕組み(認知症サポーター講習)なども活用して、認知症の理解増進に資する取組みを進めます。また、ひきこもりの人などの社会参加の場として「農園活動」を検討します。各地域の「いきいきサロン」活動の広報に努め、身近な人寄り場所の提供を目指します。
〇 敬老事業では、対面でのイベント再開(昨年のわくわくコンサートなど)、お元気でプレゼントなど、様々な機会を通じて見守り・声かけ活動を推進してお互いに支えあう地域づくりを進めます。
〇「子育てサロン」は入園までの子どもを持つ若い親子さん達の悩み相談で好評ですが、担い手を発掘して他地域での開設を目指します。
〇 こどもたちの居場所づくり(学習、趣味、食事など)として「こどもサロン-未来」を通年で実施します。住民による子どもの見守りも課題です。
〇 西小1 年生の「むかしあそび」は子どもが達成感を経験できる良い機会です。NSS(西小サタデースクール)の講師紹介に加え、地域の皆さんの参加を呼びかけます。
〇 全地区福祉会および社協共通の課題は協力会員の増員です。広報誌などの全世帯配布や転入住民への福祉会加入の市役所へのお願いなどを進めます。加えて、福祉活動の対象を高齢者、子どもだけでなく全世代に広げることで、福祉会への関心を高めます。例えば、認知症理解の増進、「南海トラフ巨大地震」への備え方を普及する活動など、全ての世代に関わる事案に取り組みます。「ささえあい推進会議」のテーマの一つでもあり各種団体の協働にもなります。